様々な眼科学会が年中各地で開催されますが、眼科での5大総会は、春の日眼総会、梅雨期の日本白内障屈折矯正手術学会総会、秋の臨床眼科学会、初冬の網膜硝子体学会総会、そして極寒期の眼科手術学会総会、です。今週末は第37回眼科手術学会総会に出席するため京都に出向きました。
学会の内容としては特に目新しいものはありませんでしたが、「強度近視に対する屈折矯正手術」のシンポジウムは、再確認の意味で非常に勉強になりました。
最後に座長の某有名教授お二方が、「レーシックは本邦を含め世界中で広く行われており、ちゃんと適応を見極めて施行すれば、非常に安全かつ有用な手術であることは間違いない」と口を揃えておっしゃっていましたが、全くその通りですね。
レーシックなどのレーザー屈折矯正手術は設備投資が莫大ですから、そのスペックを有しているか否かで医療者側の見解が異なります。つまり、設備がない施設ではレーシックなどに対しこの上なく否定的な見解を示します。心理的に考えれば必然なのかもしれませんが…
強度近視に対する治療選択の詳細はまた今度色々と書きたいと思います。
冬の京都はやはり寒い!土曜と日曜で景色が一変です!雪景色の京都も綺麗どすね〜。