JSCRS@博多

6/23金曜は福岡行きANA6:30発。羽田に5:30前に着つとすでにかなりの混雑…皆さん早いのね…。初日夜はfaculty dinner(会長招宴)に向け The Luigans Spa & Resort へクルージングの予定でしたが…..あの訃報が日本中を駆け巡り、なんとなく気が進まず、出席を辞退申し上げ…まあ結局は博多の街を闊歩したのですが…。

関東では現在品薄のチーズ味のカールがコンビニに…即購入(^^;)。

今年度のJSCRS総会でも、ポスター・オープンフォーラム・特別報告、の発表をしました。個人的に興味深かった内容は下記の通り。

◆ 米国ではフェムトセカンドレーザー白内障手術装置がすでに数千台稼働中。でも日本では…こうはいかないでしょうね。
ab interno  MIGS。iStentのみならず、様々なab interno deviceが開発され、MIGS旋風の兆候。
◆ IOLの度数計算式として、Barrett Universal Ⅱ式の人気が急上昇。特に長眼軸長眼にて有用。
◆ softbankと共同開発したPepperによる患者への説明。
◆ 新しいタイプのpremium IOL:Extended Range of Vision IOL(TECNIS Symfony, AMO)や、Extended depth of focus IOL(Miniwell Ready, SIFI Meditech)など。
従来の二焦点や三焦点とは異なり、幅広い焦点深度により遠方から中間距離の視力を良好にする、というIOLです。
軽度乱視であれば、乱視矯正を行わなくても良好な遠方視力が得られる」・「レンズパワー計算が多少ずれても大きなトラブルにならない」・「ハロー・グレアがない」などのメリットがあるため、海外では徐々に評価が上がっています。
◆ 米国では昨年クロスリンキング(CXL)の一部機種が昨年FDAに認可され、すでに200台以上が稼働中。EUではCXLの普及により、円錐角膜に対する角膜移植手術件数が半減!
国内レーシック症例に対する後向き研究の結果の発表。78,248例の膨大なデータにおいて、海外と比較しても非常に良好な成績であり、合併症もほとんどなし!
Journal of Refractive Surgeryにacceptされin pressの状態です。私もco-authorに入っており、詳細はまた後日に。

日曜も昼過ぎに発表。急いで空港へ。帰りの便は満席…Zzzz…。

日常に戻ってみると、faculty dinnerにはやはり出席してもよかったかな…などとやや後悔しつつ、限定土産で和を堪能。
鈴懸の草月、辻利兵衛本店の宇治有機抹茶入大福、うまし(^^)。

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