眼瞼内反症はその名の通り、瞼(まぶた)が内側に反ってしまう病気です。多くは加齢によるもので、下まぶたの眼輪筋と呼ばれる筋力が衰えるために起こります。まつげ(睫毛)が白目(結膜)や黒目(角膜)に触れやすくなるため、常に涙がこぼれやすく目やにがでたりします。治療法は、この眼輪筋を縫い縮めることで完治が可能です。下記のように1週間で綺麗に治り、ちゃんとした手術を行えば再発することはほとんどありません。ずっとテープを貼って手術を拒むご高齢の患者様も稀にいらっしゃいますが、局所麻酔で15分程度の手術ですので、是非手術を受けることをお勧めします。
術前 術後1週(抜糸後)
サトウ眼科
本日は、白内障手術・硝子体手術・眼瞼下垂手術を執刀しました。明日眼帯を取った後の患者さんの笑顔を見るのが楽しみです!