投稿者「satoublogadmin」のアーカイブ

鎌倉ぶらり

今日は所用のついでに鎌倉をぶらり。時間がないので定番コースにて。

まずは長谷へ。
大仏は…なんと修復工事中にて見られず…気を取り直して長谷寺へ。大吉だんごを堪能。
長谷駅 大仏 長谷寺

鶴岡八幡宮への参拝後は小町通りにて食べ歩き。空には鳶の群れが…
八幡宮 小町通り 鳶

コクリコのクレープ・わっふる21のワッフル・まめやの豆をつまみ食い。そして締めはキャラウェイのカレー。
キャラウェイ
普通盛でなんとご飯3.5杯…満腹すぎて動けず…(^^;)…でもとても美味しく激混みも納得!

日帰りでも十分にリフレッシュ。
今週も多焦点IOL手術が多数。頑張ります!

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緑内障の病因は…?

今週はエキシマレーザーおよび水晶体再建術(二焦点・三焦点を含む)。皆さん経過良好です!

Preperimetric glaucoma(PPG)の治療開始時期について知識を深めるべく、今日は緑内障の勉強会に出席しました。
緑内障の責任遺伝子の解析がかなり進んでいるようですが、病因はいまだ明らかではないため、PPGの治療開始に関しては個々の患者さんとの相談で決めるという古典的な治療指針となります。今は昔、OCTによる緑内障診断のブレイクスルーもありましたが、治療のブレイクスルーはもう少し先かもしれません。

初診時の年齢・性別・眼圧・OCT画像解析・視野のいずれもほぼ同様の別々の患者さんに対し、現在の緑内障診療ガイドラインに沿って、それぞれに同じ点眼治療を同じ期間施し、点眼開始後の眼圧もほぼ同じで長期経過。だとしても、数年後に全く異なる視野障害の進行をみることは十分にあり得ます。神はサイコロを振らないはずなので、緑内障の成因に関してまだまだ解明されていない点が多い、ということなのでしょうね。

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2016 謹賀新年

2016新年新年あけましておめでとうございます。
年明け診療初日の本日も、たくさんの患者さんに来院頂きました。
開院して3回目のお正月を迎えますが、初心を忘れることなく診療にあたるよう、改めて肝に銘じたいと思います。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

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年の瀬

今週はICL近視矯正手術水晶体再建術(白内障)硝子体茎離断術(黄斑前膜)瞳孔形成術(瞳孔膜遺残)。今年はこれにてメス納め。

瞳孔膜遺残術前と術翌日の前眼部写真
瞳孔膜遺残1瞳孔膜遺残2

クリスマスも終わり、あっという間に年の瀬。
当院は12/29〜1/3まで冬期休診。1/4から通常診療です。

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OCT angiography

今週は、レーシック白内障(水晶体再建)手術三焦点IOLプレミアム白内障手術翼状片手術。すべて経過良好です!

先週末は第54回日本網膜硝子体学会総会に出席するため有楽町の国際フォーラムへ。期せずして数年ぶりに会う知人や友人との会話が弾み、終わってみれば講演拝聴よりも時間を費やした感があります(実はこのような時間が最も貴重なのですが)。

今回の学会の目玉は、なんといってもOCT angiographyです。
約20年前の研修医時代には、眼底精密検査といえばフルオレセイン眼底造影(FA)がメインであり、黄斑部の新生血管や虚血状態の把握、浮腫などの有無を判定するために用いられていました。このフルオレセインは重篤なアレルギー反応を引き起こすことがあり、アナフィラキシーショックでの死亡例も散見されるほど、十分な注意を払う必要がある造影剤なのです。
18D-myope

10数年程前に、網膜の断層撮影が可能な後眼部三次元OCT(optical coherence tomography、光干渉断層計)が一般臨床に登場しました。OCT angioさらに近年、造影フリーで網膜血管構造をデジタル再構築し、OCT画像とともに表示可能なOCT angiographyが登場しました。写真左は従来のFA写真、右は最新OCT画像です(AngioVue、Optovue)。その差は一目瞭然であり、詳細な血管構造が超低侵襲で取得できるようになったわけです。

150804_vasia2当院は前眼部三次元OCTの先進医療施設に認定されており、後眼部のみならずこの前眼部OCTも目覚ましく進歩しています。これまで水晶体の前面までは断層撮影が可能でしたが、現在は水晶体後面まで撮影が可能となっています(CASIA2、TOMEY)。
いずれ眼球全体のOCT画像解析が可能となる時代が来るのはほぼ間違いないでしょう。さらに遠い将来には、自動診断ツールが発達し、疑われる病名が瞬時に表示されるようになるかもしれませんね。

来週は白内障手術(水晶体再建)術硝子体茎離断術(糖尿病黄斑浮腫・裂孔原性網膜剥離)の予定。頑張ります!

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