この度の茨城・栃木・福島・宮城・山形県における河川の氾濫および決壊により被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
昨日(9/10)の午後は手術でしたが、待合室のテレビをみて愕然…震災からちょうど4年半、あの映像をみて3・11を想起した人も多かったのではないでしょうか。
人命に勝る価値はなく、その被害の大きさは単純に人的被害数では語れません。いまだ行方不明となっている方がいる…ご家族の心中を察するに余りあります。
当院には常総市からも多くの患者さんが受診されています。今回の被害により、外来予約を延期される方・自宅1階が水没しとりあえず薬だけ処方を希望される方・受診中の他院クリニックが休診となり急遽受診される方・一般道が通れないために高速道路で迂回して受診される方、など患者さんも様々です。
水害に遭われた方々が一日も早く穏やかな日常に戻られますよう、心よりお祈り申し上げます。
投稿者「satoublogadmin」のアーカイブ
秋の学会シーズン
先週はレーシック〜白内障手術(水晶体再建術)〜硝子体手術(硝子体茎離断術)を施行し、みなさん経過良好です!今週末は学会出席のため内眼手術を制限し、レーシック〜眼瞼下垂手術と控えめです。
HOYA社に新しい硝子体鉗子のデモンストレーションを依頼され、特発性黄斑前膜の硝子体手術で実際に試用しました。
まず黄斑前膜(網膜前膜)を網膜から剥がします。さらに内境界膜(ILM)を剥がすことにより、黄斑前膜の再発を予防できます。非常に使いやすい鉗子でスムーズに手術終了!
実際の手術動画は、10月に開催される第69回日本臨床眼科学会にて放映予定です。
本日は火曜休診日にて、いつもの如く午後から出張手術へ。そして夜はホテルベストランドでの「研究学園医療懇話会」にて、「全身疾患と続発性緑内障」と題した依頼講演を行ってきました。他科の先生方の予想外の食い付き…いやはや質問の多さに驚きです(^^;)。
晩夏
残暑お見舞い…とはいかず、8月下旬にしてはかなり涼しい先週末はまつりつくば。
例年は8月最後の土日ですが、今年は1週間前倒しでした。相変わらずの賑わいで、今年は2日間で50万人近い人出だったかもしれません。チーズスティックのテキ屋に長蛇の列が…確かに美味しそうでしたね(^^)。
先週は未治療の増殖糖尿病網膜症(網膜全剥離)に対する硝子体切除術(増殖性硝子体網膜症手術)を施行。日帰り手術の限界に挑戦する難症例でしたが、術後経過は非常に良好で、患者さんにも非常に喜んで頂きました。
帰り際に先日手術したある患者さんからお手紙を頂きました。他院で左眼を手術した際と、今回の右眼の白内障手術時間(4分)および術後経過の違いに衝撃を受け、手紙を書かずにはいられなかったとのこと。
このようなお手紙は執刀医にとっても大きな喜びです。臨床経験20年間、時にこのような感謝のお手紙を頂くことがありますが、すべて机の引き出しに大事にしまってあります。特に研修医時代に頂いたお手紙を読み返すと、初心に返り、奢ることなかれと自戒することができます。
オリジナルカップヌードル
お盆休み前にて,今週の当院の手術はレーシック・斜視・眼瞼下垂・翼状片・白内障手術と内容が盛り沢山でしたが,皆さん経過良好で何よりです!
それにしても今年の夏は暑いですね〜。先日,早朝から大黒海釣り公園に釣りに出掛け,あまりの暑さに早々と退散。イワシのみでしたが,まずまずの釣果でした(^^)。
写真は寄り道したカップヌードルミュージアムでのオリジナルヌードル。初めて行きましたが,2時間強たっぷりと楽しめました。老若男女問わずにお勧めです。
日清食品創業者の安藤百福は,不遇な生い立ちにもかかわらず,インスタントラーメンの革新のために96年間生涯現役を貫いた人物。「タテ・ヨコ・ナナメから物事をみつめ直せば,発想の転換が可能となり,新たな発明につながる」と。40歳を過ぎてから発明に没頭する姿勢にはただ脱帽するのみです。
飛躍
本日午後はレーシック・眼瞼下垂・腫瘍などの外眼手術。
そして夜は,ブラッセリー ドゥ・プラ/2platsへ。平日にもかかわらず,大勢のお客さん。別席には知り合いの他科Drもいらしていました。
例年同様に,筑波大の現教官と元教官(准教授もしくは講師)の懇親会に出席しました。レジデントと異なり,教官スタッフは臨床・研究・教育と忙しく,かなりのストレスが負荷されます。その職に就いたものにしかわからない労をねぎらい、情報交換を行う事が主目的の懇親会です。公では話す事が出来ない話題で盛り上がり,非常に有意義な時間を過ごせました。
開業して1年10ヵ月。
さらなる飛躍のため,当院は今後どのように進むべきなのか,改めて再認識できました!