白内障手術」カテゴリーアーカイブ

巣ごもり

先週は,エクスプレス挿入術(落屑緑内障)〜水晶体再建術(3焦点を含む)〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,レーシック×6〜PTK(帯状角膜変性)〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜エクスプレス挿入術(OAG)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

コロナ禍とはいえ,手術が必要な新規重症患者が減るはずもなく,週明けには網膜剥離の準緊急オペの予定。
当院の手術件数は,先月も今月も前年同期より多く,年々増加傾向にあります!

昨日からの2週間(11/28〜12/13),つくば市では不要不急の外出自粛要請が出されました。
週末は家に籠もり,秋のweb臨床眼科学会をオンデマンド拝聴。
通常開催では絶対に不可能ですが,興味のある講演に限り,ほぼ制覇!

問題は器械展示です。展示会場で各ブースにコンパニオンが配置されたりと盛大な時期もありましたが,時勢なのか派手な演出は年々縮小傾向で,経費削減は歓迎されるべきですね。しかし,器械展示自体が全く開催されないと本当に困った事態になります。
通常開催ではあらゆる最新医療機器の操作体験が可能ですが,web学会ではこれが完全不能。医療機器は日進月歩で,眼科検査器械は殊に高額。新車購入の際,Bugatti ChironKoenigsegg Regeraなどは別として(笑),通常は試乗してから契約のサインをしますよね? 車の試乗は近くのディーラーで可能ですが,高額器械のデモはどのメーカーも国内数ヵ所の常設展示場のみで,首都圏では当然ながら都内のみ。興味のあるメーカーに器械のデモを自ら予約し,各常設展示場に出向かなければなりません。1〜2ヵ所で丸1日を要しますし,そもそもメーカー展示場訪問自体が急用なのか?という問題もあり,本当に困ったものです。

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つくばワイン

先々週は,レーシック硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症・黄斑円孔・黄斑前膜)〜水晶体再建術(両眼同日・3焦点トーリックを含む)〜睫毛内反手術〜出張手術(鉾田病院)。
先週は,ICL近視矯正手術〜硝子体茎離断術(BRVO-VH)〜水晶体再建術(3焦点を含む)。
今週は,硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症・黄斑前膜)〜水晶体再建術〜出張手術(二の宮眼科)。
皆さん経過良好です。

週末は筑波山へ。小学校低学年の遠足以来なので,およそ40年ぶり。
近場で紅葉狩りを,と思いましたが,まだ少し早かったようです。
ロープウェイ→徒歩10分で山頂→帰路もロープウェイ….登山ではありませんね(笑)。
近いとあまり行かないものですが,天候にも恵まれ,山頂はとても爽快でした。

そして,葡萄畑が広がるつくばワイナリーへ。
2019年からはここで醸造もしているとの説明を受け,赤を試し買い。
品種は「富士の夢(メルロー×山ぶどう)」とのことで,初耳です。
飲んでびっくり! フルボディに近い濃厚色で芳醇,でも苦みは少なく飲みやすく,お勧めです!
最近は,椀子オムニス城の平オルトゥスのように本場と互角と評される和製ワインも登場しています。つくばの地でぶどう栽培から美味しいワイン醸造まで出来てしまうとは,相当な企業努力なのでしょうね。
次は白にもトライしてみましょう♪

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学校健診

先々週は,硝子体茎離断術(BRVO-VH)〜エクスプレス挿入術(続発性緑内障)〜水晶体再建術(3焦点を含む)〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,硝子体茎離断術(黄斑円孔)〜水晶体再建術(両眼同日・3焦点・mature・NVGを含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(3焦点・matureを含む)〜前後転術(外斜視)〜重瞼術(睫毛内反)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です!

職種を限定すれば在宅勤務で問題なし,会議はオンラインで十分,などなど,コロナ禍でこれまでの無駄が色々と明らかになりました。
医療分野においては,政府はオンライン診療を推進する方針のようですが,現状では総合内科・小児内科・皮膚科・精神科などの診療科に限定して有用と思われます。

今月と来月は学校健診(眼科検診)。例年は春〜初夏にかけて行いますが,新型コロナの流行に伴い無期限延長になっていました。高学年になってから顕性化する斜視もあり,やはり学校健診は重要だと感じています。
通常の診察通りにマスク・ゴーグル・手袋を装用し,児童の顔や目には可能な限り触れず。もちろん児童も全員マスク着用し,自身に下眼瞼を押し下げてもらうと非常に効率的で,例年よりもspeedyに終了!
Dr自身が児童の眼瞼を押し下げる行為は,少なくとも学校健診においてはとても無駄であることが明らかとなりました(笑)。

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開院7周年

今週はレーシック(×6)〜ICL近視矯正手術(×4)〜 硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離・増殖糖尿病網膜症)〜水晶体再建術(3焦点トーリックを含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

10/1(木)に,開院7周年を迎えました!
診察券番号45556のユニークIDを9/30に発行し,開院後7年間で4万5千人強の新規患者様にご来院頂いたことになります。受診されたすべての患者様、そしてスタッフに日々感謝です。

今後も引き続き,個別化屈折矯正手技ISEE治療レーシックICLオルソケラトロジー)〜三焦点EDOFプレミアム白内障手術硝子体手術(MIVS)〜緑内障手術(MIGS)〜眼瞼下垂手術斜視手術抗VEGF療法など,最先端かつ最良のテーラーメイド医療を提供し続けます!

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糖尿病黄斑浮腫に対するベオビュ(ブロルシズマブ)

先々週は,硝子体茎離断術(黄斑円孔)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜眼窩脂肪ヘルニア手術〜出張手術(二の宮眼科)。
先週は,レーシック(×8)〜ICL近視矯正手術(×4)〜水晶体再建術〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,レーシック(×8)〜硝子体茎離断術(増殖糖尿病網膜症 ×2)〜水晶体再建術
皆さん経過良好です!

ベオビュbrolucizumab・ブロルシズマブ)の適応疾患は,現時点では滲出型加齢黄斑変性のみですが,今後は他の抗VEGF薬と同様に,糖尿病黄斑浮腫(DME)・網膜静脈閉塞症(RVO)・近視性脈絡膜新生血管(mCNV)・血管新生緑内障(NVG)などへ適応が拡大される可能性を秘めています。
世界23ヵ国・80施設・360名のDME症例を対象とした,2年間のベオビュ第III相臨床試験(KITE Trial)が現在進行中です。先日,このtrialのEUにおける成績が公表されました(以下要点)。

・投与開始52週(1年)後の視力変化は,アイリーアに対し非劣性を示した。
・投与開始40〜52週後の中心窩網膜厚は,アイリーアと比較し有意な減少を示した。
・投与開始後1年間において,アイリーアは全例2ヵ月毎の投与であったが,ベオビュは50%以上の症例が3ヵ月毎の投与であった。
・安全性は,アイリーアと同様に良好であった。
眼内炎症に関しても,アイリーアとほぼ同様であった

ベオビュ硝子体投与後の数%に,虹彩炎→網膜血管炎→網膜血管閉塞を引き起こす可能性があることが判明しています。発生機序はよくわかっておらず,本邦での発生頻度まだもはっきりしていません。
このtrialの結果によると眼内炎症はアイリーアと同程度のようですが,ベオビュ初回投与後は慎重な経過観察が求められます。

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