緑内障」カテゴリーアーカイブ

第36回JSCRS学術総会

先週は,ICL近視矯正手術×4〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点IOL含む)。
今週は,レーシック×6〜PTK治療的表層角膜切除術(帯状角膜変性)〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜翼状片切除術〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

本年6/25〜6/27に開催される第36回JSCRS学術総会にて,教育セミナー「白内障周術期の抗菌薬使用」の演者を担当します。


「白内障周術期抗菌薬使用の現状」
JSCRS年次surveyによる抗菌薬の術前点眼開始日・術後点眼期間・術後内服期間・術後静脈内投与期間・術終了時前房内灌流,さらにはヨード製剤などのデータ推移および各種クロス集計の結果から,一部海外と比較しつつ,国内における白内障周術期抗菌薬使用の現状を解説する予定です。

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学校健診(眼科検診)

先週は,レーシックエクスプレス挿入術(開放隅角緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点トーリックを含む)〜前後転術(恒常性外斜視)〜結膜囊部分形成術(眼窩脂肪脱)。
今週は,ICL近視矯正手術硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜水晶体再建術(LASIK後・連続焦点トーリックを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

今年も学校健診(眼科検診)の季節。昨年は延期し秋に行いましたが,今年はwithコロナで当初の予定通り。計6回の出張で,計2,600名の児童を診察する予定です。1回あたり約430名…さすがにお昼休みだけでは難しいので,火曜休診日にも。

開業以前は,水戸市内の伝統的な某公立小学校をはじめ計3校の学校医を担当していました。県庁所在地にもかかわらず眼科開業医が少ないために,勤務医も学校医を担当していたわけです。学校によって校風は大きく異なりますが,この某小学校の児童達の挨拶は完璧で,毎年3月には卒業生から花束が届きました。校長としてそこで定年を迎えられれば県内の教育職として大変栄誉だと耳にしたことがあり,それも頷ける素晴らしい小学校です。

つくば市の人口増加に伴い,3年前に公立小中一貫校が3校開校したばかりですが,2年後に新たに小学校が2校,3年後にもまた新たに小学校が1校開校するそうです。
基本は挨拶! いい学校となるよう期待したいですね。

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介護認定審査

先々週は,レーシックPTK(帯状角膜変性)〜水晶体再建術結膜囊部分形成術(眼窩脂肪脱)。
先週は,ICL近視矯正術硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(連続焦点IOLを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
今週は,レーシック×6〜ICL近視矯正術PTK治療的表層角膜切除術×2(顆粒状角膜変性)〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(連続焦点IOL・両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。

4月から新しいスタッフが2名加わり,院内の雰囲気がリフレッシュ。今月下旬にはさらにもう1名加わる予定です♪ 先週末は大阪国際会議場にて日本眼科学会総会が開催されましたが,Live配信予定の講演の多くが後日オンデマンド配信に変更…..まあ当然ですね。すでに第4波が始まったようで,新年度早々に雲行きが怪しい感じですが,withコロナで頑張るのみ!

今年度からつくば市介護認定審査委員を委嘱され,今週月曜に初回の審査会に参加しました。基準時間・一次判定・二次判定・認知症加算など基礎からお勉強。眼科でも主治医意見書を作成することがあり,介護認定は今後ますます重要となります。介護認定審査は極めてessentialであり,重責を改めて痛感しました。
茨城県の65歳以上の要支援・要介護認定率は15.4%(全国平均 18.5%)で,全国で最も低いようです。介護認定を受けることを恥ずかしいことと捉えてしまう気質があるのか,要支援の段階で申請すること自体が周知されていない(申請できることを重症になってから初めて知る)のか,あるいはこのどちらもなのか….理由ははっきりとはわからないようです。

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5焦点眼内レンズ(Intensity lens)導入

明けましておめでとうございます。
Withコロナの年明け早々,今週は,レーシック×6〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜エクスプレス 挿入術(緑内障・白内障同時手術)〜水晶体再建術(3焦点・LASIK後を含む)〜重瞼術(睫毛内反)。
皆さん経過良好です。

世界初の5焦点眼内レンズ(Intensity lens:Hanita社)を導入しました!


中間距離(80cm)を基準に同程度の光エネルギー配分 ⇒ 幅広い焦点域(5焦点)の実現。


緻密なレンズ構造: ステップの幅や高さは中心から周辺に向かって変化し,瞳孔径に応じて最適な配分。
高い光透過率: 他の代表的な3焦点眼内レンズと比較し,エネルギーロスが最も少ない。


瞳孔径による光配分の変化:瞳孔径が大きくなっても,中間距離と近方の比率はあまり変わらない。

独自のDynamic Light Utilization(DLU)technologyにより,光効率が最大化,また瞳孔径ごとの光エネルギー配分も最適化され,新世代の多焦点眼内レンズといえます。
焦点は遠方・遠中・中間・中近・近方(40cm)の計5焦点で,全距離において視力の落ち込みの妥協なし。グレア・ハローの出現も最小限で,コントラスト感度も良好であり,日常のあらゆる活動をカバー可能です。
実臨床で患者さんの自覚に有意差があるかどうかは何とも言えませんが,現時点においては世界最先端の眼内レンズといえます。

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iStent inject W(低侵襲緑内障手術:MIGS)

先々週は,ICL近視矯正手術(海外LASIK後)〜硝子体茎離断術(×3:増殖性硝子体網膜症・黄斑前膜×2)〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(EDOFを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
先週は,硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜iStent inject 挿入術(緑内障×2)〜エクスプレス挿入術(落屑緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日×3を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
今週は,レーシック×6〜iStent inject 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術前後転術(先天内斜視)〜翼状片切除術。
皆さん経過良好です。

MIGS device について度々紹介していますが,その最たるは iStent(Glaukos社)です。この旧 iStent がさらに極小化・低侵襲化した iStent inject(最大長 360um)が2019年10月に国内承認され,承認から遅れること約1年,2020年10月にようやく発売・使用可能となりました。
当院でも早速導入し,皆さん想定通りの眼圧下降効果が得られています。
    

5年前に掲載した microshunt(ab externo)も2020年7月にFDAに承認申請されており,近々に承認される見通し。MIGS全盛時代ですね。

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