抗VEGF療法」カテゴリーアーカイブ

バビースモ発売1周年

今週末は,バビースモ発売1周年記念講演会に出席のため高輪へ。

バビースモは…
・世界74ヵ国で承認済
・DR発症: Ang-2↗ ⇒ ペリサイト(血管周皮細胞) loss ⇒ MA発生
★このAng-2を抑制することで,DRおよびDMEを抑制!
・血中のVEGF濃度を下げない ⇒ AMI・CIのリスクが低い
・某大学では,バビースモ硝子体注射を行うことを「バビる」と呼ぶそう….
・AMDにおいて,アイリーアと比較し非劣性
・全身・局所ともに副反応の頻度が低く,非常に使いやすい

RVOへの適応拡大,さらにプレフィルドシリンジの早期登場を期待!

 

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スタッフ(受付・看護師・視能訓練士・検査員)募集!

先週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)。
今週は,ICL近視矯正手術×4〜レーシック×4〜硝子体茎離断術(PDR-VH)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜睫毛下垂手術〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

現在,スタッフを増員すべく,
受付スタッフ(常勤)
看護師(常勤・非常勤)
視能訓練士(常勤・非常勤)
検査員(常勤)
を募集しています!

当院は、個別化屈折矯正手技(レーシック・ICL・オルソケラトロジー)プレミアム白内障手術硝子体手術(MIVS)緑内障手術(MIGS)眼瞼下垂手術斜視手術抗VEGF療法など、あらゆる先進の眼科医療を提供しており,全身麻酔が必要な特殊例を除いたあらゆる疾患に対して完全日帰り手術を行っています。

受付スタッフさん
受付は純粋に接客業ですので,医療機関未経験でも全く問題ありません。
クリニック・歯科クリニック受付の経験者は勿論のこと,ホテルフロント,その他の接客業の経験者などは,特に適していると思います。
患者さんが見えるようになって笑顔で帰宅される,この喜びを一緒に共有しませんか?

看護師さん
・眼科未経験者の方:
問診・診察介助・採血・術後ケアなどの一般看護業務。
・眼科経験者の方:
上記一般看護業務の他,手術介助などの専門業務。

職歴年数・子育てでのブランク年数などは一切問わず,年齢に上限もありません。
非常勤ご希望の場合,週3日程度でも大丈夫です。
これまでの医療従事者としての経験が最大限に生かせるよう、精一杯バックアップします!

視能訓練士さん
職歴年数は問わず,新卒も歓迎します。
当院は一般病院では行われていない屈折矯正手術を積極的に行っています。
屈折矯正手術は術前検査が非常に重要であり,ここはまさに「視能訓練士としての腕の見せ所」です。
さらに深く学び,新しいステップを踏み出してみませんか?

眼科検査員さん
他眼科クリニック・眼鏡店・コンタクト販売店などで,眼科検査員(旧OMAを含む)の職歴があり,さらに深く屈折矯正を学びたい方,ステップアップしたい方などは,特に歓迎します。
業務は,眼科一般検査・デジタル機器計測・その他補助などです。

興味を持たれた方は、是非ご連絡下さい。お待ちしています!

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地図状萎縮に対するSYFOVRE(ペグセタコプラン)

先々週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術〜線維柱帯切除術(続発性緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点を含む)。
先週は,ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術。
今週は,ICL近視矯正手術×4〜iStent inject W 挿入術(緑内障)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜出張手術。
皆さん経過良好です。

先週,SYFOVRE™ペグセタコプラン注射Apellis社)が地図状萎縮GA;geographic atrophy)の治療薬として米国FDAに承認されました。

GAは,つまりは萎縮型加齢黄斑変性(dry AMD)とほぼ同義です。黄斑の組織が加齢とともに萎縮し,徐々に拡大してくるもので,加齢黄斑変性の多くはこのタイプです。萎縮の進行は遅く,ゆっくりと視力が低下していくのが特徴です。少ないながらも「萎縮型」から「滲出型」へと進行する可能性もあるため定期的な検査が望まれます。地図状萎縮は時間が経過するほど病変部が拡大していくため,その進行をいかに早期に抑制できるかが鍵となります。

米国では以前,炎症に関与する補体を標的としたLampalizumab(ランパリズマブ・抗補体因子D抗体フラグメント)をはじめ,いくつかの薬剤の開発が進行していましたが,臨床試験の段階でいずれも有効性が立証されず,製品化には至りませんでした。
SYFOVRE™は補体 C3 を標的とするペグ化ペプチドで,GAの治療薬としては,初めて承認された薬剤となります。
成分薬剤のペグセタコプラン(pegcetacoplan)は,発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH;補体が関与する後天性の慢性溶血性貧血に対する皮下注薬剤としてもFDAに承認されています。
一見すると全く異なる疾病が,濃度や投与量は異なれど,同じ薬剤の皮下投与と眼内投与でいずれも改善が期待できるわけです!

滲出型加齢黄斑変性(wet AMD)には抗VEGF薬の硝子体注入が標準治療です。Wet AMD症例においても,滲出型病変が落ち着いてきたにもかかわらず徐々に萎縮が進行してくる場合があります。
今後は抗VEGF薬から抗補体 C3薬に切り替えるタイミングなど,非常に複雑化する可能性もありますが,GAを伴う患者さんには何よりの朗報です。
長期成績などまだ不明な点も多いようですが,国内での早期承認を期待しましょう!

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郷に入りては…..

先々週は,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜眼瞼下垂手術×4〜翼状片切術術〜出張手術(鉾田病院)。
先週は,ICL近視矯正手術×4〜線維柱帯切除術(続発性緑内障)〜水晶体再建術(mature・連続焦点トーリックを含む)。
今週は,レーシック×6〜ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術×2(PDR・ERM)〜水晶体再建術(連続焦点トーリックを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

週末は,バビースモ発売記念講演会に出席のため高輪へ。
AMDでもDMEでも,導入期は4週毎で計4回,維持期は4か月毎でOK。
バイアルでなく,プレフィルドシリンジの早期登場を期待!

英語表記はvabysmo,海外での発音はバビースモではなく,ババイスモ,とのこと…。
意図的に海外とは区別して変更しているのかもしれませんが,vaccineと同様にvabysmoの最初の発音は「ヴァ」でしょうから,いずれにせよカタカナ表記には限界がありますね。

ホテル内は外国人観光客が多く,海外CAを含めてほぼ全員がノーマスク….一方で日本人の宿泊客は皆マスク装用….。
洋食の朝食ブッフェは外国人で大賑わい….和食処では多くの日本人がお膳を黙食….^^;。

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Susvimo

先々週は,レーシック×5〜ICL近視矯正手術〜水晶体再建術
先週は,水晶体再建術(水晶体脱臼・IOL強膜内固定・両眼同日を含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
今週は,ICL近視矯正手術×6〜硝子体茎離断術(裂孔原性網膜剥離)〜iStent inject W 挿入(緑内障)〜水晶体再建術(IPCL同時摘出・両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。

本日はSusvimoについて。
2年半前にもranibizumabを用いたport delivery system (PDS)ご紹介していますが,米国ではSusvimo(Roche社)の商品名にてすでに承認されています。

sAMDに対し,ranibizumabの硝子体注射を毎月行った場合と,PDS本体をインプラントして半年に1回ranibizumabを再充填した場合とで,2年間の経過観察ではいずれもほぼ同等の臨床成績を示しています。

しかし,現在Susvimoは自主回収中で,新規インプラントは不可とのこと….。
Susvimoは,インプラントされた本体に針を刺し,複数回の再充填を行うことになります。
再充填用のranibizumabにも針にも問題はなく,本体の針を刺す部位に何らかの不具合が判明したようです。
改良が加えられ,いずれは販売再開となるのでしょうが….同社にはVabysmoもありますからね〜。

本邦ではまだ未承認のSusvimo…今後どうなることやら…。

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