今週は,PTK(帯状角膜変性×5例)〜水晶体再建術(両瞳孔閉鎖の両眼同日・PanOptix3焦点・成熟白内障を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。
噂の「やまびこ弁天」にてランチ。
酒粕うどん,牛すじうどん,どちらもとても美味しく,混雑するのも納得!
今週は,PTK(帯状角膜変性×5例)〜水晶体再建術(両瞳孔閉鎖の両眼同日・PanOptix3焦点・成熟白内障を含む)〜出張手術(鉾田病院)。
皆さん経過良好です。
噂の「やまびこ弁天」にてランチ。
酒粕うどん,牛すじうどん,どちらもとても美味しく,混雑するのも納得!
先週は,硝子体茎離断術(Total RRD・DR-ERM)〜水晶体再建術(FineVision Triumf3焦点EDOF・PanOptix3焦点・EDOF toric・LASIK後を含む)〜出張手術(二の宮眼科)。
今週は,レーシック〜ICL近視矯正手術〜水晶体再建術(FineVision Triumf3焦点EDOF・PanOptix3焦点・EDOF toric・無硝子体眼を含む)〜眼瞼内反手術〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です。
週末は製薬会社主催のAMDフォーラムに出席するため,椿山荘へ。
網膜専門医およそ50名弱限定の招待にてかなりclosedな会合。
広義AMD(加齢黄斑変性)の前駆病変について。
・pachychoroid = 脈絡膜の肥厚
・CSC(中心性漿液性脈絡網膜症)長期経過 → type Ⅰ CNV発症例あり
・PPE(pachychoroid pigment epitheliopathy)= 脈絡膜が肥厚し,色素上皮異常も認められるが,CSCのような網膜下液を認めない
・PNV(pachychoroid neovasculopathy)= 肥厚した脈絡膜や拡張した脈絡膜血管に発生するtype Ⅰ CNV
① Drusen → AMD(RAPを含む)
② Pachychoroid → CSC または PPE → PNV → PCV(ポリープ状脈絡膜血管症)
となり,AMDとPCVではそもそも発生が異なる。
古典的AMDが大半を占める欧米に対し,日本を含めアジアではPCVがAMDを凌駕しています。PCVは再発しやすく,網膜下に突然の大出血を伴うこともしばしば。来年にはさらに強力な抗VEGF薬が登場する予定であり,このPCVに対する効果が期待されています。
Pachychoroid関連疾患に関する知見をupdateでき,とても有意義な会合でした。
ホタル観賞に来ることは間々あるものの,椿山荘の宿泊は旧フォーシーズンズ以来。
早朝からマイナスイオンたっぷりの庭園を散策。
今も昔も変わらぬ静寂とホスピタリティはさすが!
今週は,硝子体茎離断術(DR-ERM)〜水晶体再建術(PanOptix3焦点を含む)〜眼瞼下垂手術〜出張手術(笠間眼科)。
皆さん経過良好です!
当院でのPanOptix(3焦点)術後症例の経過はとても良好で,先進医療特約に加入している方にはお勧めのIOLです。
一方,海外ではPanOptixよりもさらに次世代のIOLが登場しています。9月にパリで開催されたESCRSにて,世界最先端の3焦点+EDOF IOL(FineVision Triumf,PhysIOL社)に関するセミナーが共催され,長蛇の列で入場制限になるほど大変話題だった様子。すでに安定した良好な臨床成績も発表されています。
焦点深度拡張&3焦点(+1.75D・3.5D加入),疎水性アクリル素材,グリスニングフリー・色収差補正,光学的ロス9%,とほぼ完璧なIOLですが,一体どこまで進化するのでしょうか…?
当院では2013年の開院当初から自費診療にて3焦点IOL手術を行っていますので,当然ながらこのFineVision Triumfも即採用し,すでに手術予定が入っています!
週末は医師会の研修会にて旗の台へ。
「働き方改革」「職員のメンタルサポート」「ストレスに対する漢方薬の応用」「治療と就労の両立支援」「オフィスワーカーの健康管理 」「職場健康管理の実例」「復職支援・就業配慮の実際」など,7時間の座学。
内職をしつつも……職場健康管理(結核)の内容には興味津々。
結核は世界人口の1/3が感染!?(感染しても発症するのは10%未満)
国内でも結核の新規患者は依然として減りませんが,現在の国内感染源は主にアジア諸外国出身者からとのこと。インフルエンザが季節に関係なく夏でも流行するのと同じですね。
ここ数十年間で治療方針にはほぼ変化なく,3剤もしくは4剤の多剤併用療法(学生時代と同じ)で根治可能。多剤耐性菌でない限り,結核は恐れるに足らず,とのこと。
非結核性抗酸菌はお風呂場などの水回り(特にシャワーヘッド)に多く存在するため,長時間のため湯は推奨しないとのこと。人から人へは感染せず。健診で偶然見つかった場合,INHを6ヵ月間内服しつつ,内服開始後2週間で復職可。従業員が結核に罹患した場合,感染源が特定されない限り労災認定は難しく,またQuantiFERONを用いての他従業員のLTBI(浅在性結核感染)チェックも重要。
さらに,うつ病の労災認定の難しさ・復職の時期など。北欧では経済的損失の主要因とのことで,先進的なサポートがなされているようです。
先週とは一変し眼科学とはほど遠いものの,とても勉強になりました。