月別アーカイブ: 2024年5月

ICL手術:2017年開始 → 早くも8年目!

先週は,ICL近視矯正手術×6〜iStent inject W挿入術(緑内障)〜水晶体再建術〜出張手術。
今週は,レーシック×4〜PTK×6(顆粒状角膜変性)〜硝子体茎離断術(PDR-TRD)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)。
皆さん経過良好です。

2017年1月にICL近視矯正手術を正式に開始し,早くも8年目に突入!
現時点で,再近視化を訴えて来院された方はゼロであり,高い術後安定性が立証されています。
諸外国をはじめ他院でのレーシック後でも問題なく対応可能な事は,非常に大きな利点ですねー。

文字には起こしにくい,術前検査・手術手技に無数のコツ(pearls)があるのも事実。
どの手術でも同様ですが,良好な術後視力が必然である屈折矯正手術においては,殊更に顕著だと感じます。しかしそこは8年目の実績,お任せください!

欧米では,屈折矯正手術におけるICLの割合は数%であり,現在でもメインはレーシックです。
一方,アジアではICLが急速に支持を増しており,特に日本でのICLの支持率は突出しています。
その理由は…..?
日本における現状・海外との相違など,詳細は6月のJSCRS総会シンポジウムで講演予定です。

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バビースモ vs アイリーア8mg

今週は,ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術(黄斑前膜)〜水晶体再建術(両眼同日を含む)〜前後転術(外斜視)。

バビースモはRVOにも適応が拡大され,週末はこの全国講演会に出席のため高輪へ。

・AMDにおける少量のSRF残存は黄斑萎縮と負の相関
⇒やはり少量のSRFは放置しても良い?(経過観察すべきか否かの是非は不明のまま…)

・PCVにおいて,IVF後は77%がポリープ閉塞,≧85%が12週以上の投与間隔でOK
⇒バビースモはPCVにも有用

・硝子体注射の継続 ⇒ TGF-β↗ ⇒ ERM発生のリスクあり

今後はアイリーア8mg(海外ではEYLEA HD)がライバルとなるでしょうね。
バビースモはVEGF-AとAng-2の双方を阻害するバイスペシフィック抗体。
アイリーア8mgは病態のメインであるVEGF-Aを強力に阻害。
軍配は…?

取り急ぎ,プレフィルドシリンジの早期登場を期待!

 

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2024GW

先々週は,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)〜出張手術。
先週は,レーシック×4〜ICL近視矯正手術×4〜硝子体茎離断術×2(黄斑円孔・PDR-VH)〜水晶体再建術(連続焦点での両眼同日を含む)〜観血的濾過胞再建術(緑内障)。
そして連休半ばは,ICL近視矯正手術×4〜水晶体再建術(両眼同日・連続焦点トーリックを含む)。
皆さん経過良好です。

連休後半は2泊3日のことりっぷ。
 


串揚げもたこ焼きも,さすがに美味しかったですね〜 ♪
今週は水木金とオペ,頑張ります!

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