角膜混濁

Phototherapeutic keratectomy(PTK:エキシマレーザー治療的角膜切除術)は、フッ化アルゴンガスのエキシマレーザー(波長193nm)による組織の分子間結合の切断を用いて、角膜上皮からボーマン膜・実質の一部分までの病的部分を蒸散・切除する治療法であり、原因を問わず角膜表層混濁に対して非常に有用です。

※当院はエキシマレーザーを有するため、県内外から非常に多くの症例をご紹介を頂いております。

 

【 PTKの良い適応疾患 】

◎帯状角膜変性・表層角膜ジストロフィ・角膜白斑・難治性角膜感染症(アカントアメーバ角膜炎)後

 


症例① 帯状角膜変性

帯状角膜変性

 


症例② 顆粒状角膜ジストロフィ

顆粒状角膜変性

 


症例③ アベリノ角膜ジストロフィ

アベリノ角膜変性

 


※角膜深層または全層に混濁が及んでいる場合は,PTKではなく,それぞれ深層角膜移植または全層角膜移植の適応となります。

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